神様が愛した食べもの

アボカドって恐竜の卵みたい、って思う。ぴかぴか黒くてごつごつしていて、まるでゴジラか何かみたいだ。

スーパーでアボカドを見つけるたび、それが初めてじゃないのについしげしげと見入ってしまう。そしてそんなときわたしは必ず心の中で、やっぱり恐竜の卵みたいだわ、と呟くのだった。

そんなアボカドをひたすらに愛している私だが、今日ついにベストなアボカドの食べ方を発見してしまった。あまりの美味しさに全米が咽び泣き、幕が下りてもBravo!の声と拍手喝采が鳴り止まないほどだった。こ、これは。ちょうおいしいではないですか。ちょうおいしいではないですか。と目をぱちぱちさせながら私は黙々とアボカドを口に運んだ。さて、気になるそのアボカドの調理法とは!?!??次週!『How to Eat Avocado』!みんな、見てねーーー☆

 

ふざけました。

実はこんなに大袈裟に書くほど大したことではないのですが、アボカドを半分に切ったときにできるくぼみ(もともとは種があったところ)に醤油をたらして食べたらおいしかった、というお話でした。ええっ、これだけ!?と思ったそこのあなた。これだけです。本当にこれだけです。そして今、全米が咽び泣くなんて嘘じゃんと思ったそこのあなた。これも本当です。アメリカ人はいちいちオーバーに感情表現するのです。

実はアボカドって何もつけずにそのまま食べると独特の臭みというか味というかが感じられるときがあって、私はそれが苦手なのですが、お醤油がすべて解決してくれました。お醤油ばんざい。日本人ばんざい。そしてなによりグッジョブアボカド。

次はワサビも添えて楽しもうと思います。